マネーという名の犬 第四章

第4章は「好きなことを仕事にしよう」です。

 

どうやってお金を稼ごうか考えていたキーラはいとこのマルセルのことを思いつきました1意地が悪いので仲は良くないけれど、お金を稼ぐのが上手なようです。勇気を出して電話してみました。すると彼は月に4万円稼いでいるということです。パンを買って日曜日に買い出しに行きたくない人に向けて一つ20円上乗せして売っているということでした。それは彼が好きな自転車に乗る仕事なのでとても楽しいのだそうてす。

 

自分にできることを考えること、そして喜んでやりたいことをやることだとマルセルは言いました。そして自分が好きなことについてよく考えていたキーラは、犬のことが大好きであること、犬を散歩するのが大好きであることに気が付きました。そして近所の方で犬の散歩を苦痛に思っていそうな方のことが思い浮かびました。そしてそのご婦人に訳を話すと仕事を任してくれることになりました。キーラとても喜びました。そこでマルセルにお礼の電話をかけました。

 

二つのアドバイスをくれました。

 

一つ目は一つの仕事ではダメ。いつなくなるかわからないのですぐに追加の仕事を見つけること。

 

二つ目はその仕事の中でトラブルになることは必ずある。その時にどう対処するかで真価が問われる。

 

と教えてくれました。

 

 ある日、親戚のおばさんが家に遊びに来た時に、マネーのことをよく見て、マネーの飼い主を知っていると言いました。マネと離れ離れになることが嫌な女の子はとても怖くなりました。マネーも女の子と離れたくなさそうです。絶対にマネと離れないと、女の子は決めました。