マネーという名の犬 第七から十章

七章は「何のために貯金するの?」です。

 

マネーの元の飼い主である、ゴールドシュテルンさんの病院に行く日が来ました。迎えに来た運転手は女性でした。今まで女性の運転手さんを見てみたことがなかったキーラは驚きました。その運転手さんは言いました。ゴールドシュテルンさんは人とは違うんですよ。彼は心の声、直感に従うんです。私を信じてくれたんです。そして彼の下で働く人達は皆自信の付け方を教わっています。それは成功日記です。これはキーラも行っていることです。

 

そして、ゴールドシュテルンさんはキーラの話をたくさん聞いてくれました。お金の稼ぎ方や成功日記のこと、その話を聞いて、「決して止めてはいけないよ」。たくさんの人が笑ったとしても。もっともっとたくさんの人が尊敬してくれるよと言いました。そして、これまで1年ほどマネーのことを世話してくれてありがとう。君の純粋なマネーを愛する気持ちに報いたい。1日1000円のお金を1年分払おうと言ってくれました。お金の為に世話をした訳ではないので、キーラは怒りましたがゴールドシュテルンさんも譲りません。

 

そしてお金の使い道についての話になりました。「決して使わないお金も取っておく」といいよと言ってくれました。そして「なんじのガチョウを殺すなかれ」のお話をしてくれました。

 

ある農夫のガチョウが金の卵を産んだんです。毎日ひとつずつ、金の卵を産むガチョウ。農夫は欲深くなり1日二つ欲しくなってしまって、ガチョウのお腹を切って卵を取り出しました。ガチョウ殺してしまったのです。それ以上金の卵を得ることはなくなった。という話です

 

キーラにはこういったことがないように、投資をして利息を得るということを行なうといいよと教えてくれたのです。ガチョウを持つといいよということです。若いうちにお金について学び始めることが大事だよと教えてくれました。

 

第8章では「努力していれば助けてくれる人が必ず現れる」です。

 

いつものようにナポレオンという近所の犬の散歩に行こうとしたところ、飼い主さんがまたご近所のシェパードのビアンカの持ち主であるトランプ夫人も犬の世話をしてもらいたがってるよと教えてくれました。すごく嬉しくてその話も友人のモニカにしたところ、モニカも喜んで何か手伝うよと言ってくれました。

 

マルセルから電話がかかってきました。口座を作るの手伝ってくれるそうです。とても嬉しいです。今までマルセルに親切にしてもらったことがなかったので不思議に思いました。マルセルは尊敬する人しか相手にしないということでした。キーラの投資、利息についての話、自分のお金をどう分配すると良いかという話にを聞いて尊敬したとのことでした。その夜、キーラはマネーを取られてしまうような悪夢を見ました。

 

第9章は「自分のためにお金に働いてもらおう」です。マルセルと銀行に行くと感じの良さそうな女性担当窓口の女性ハイネンと知り合いました、金の卵の話を海南にもするととても感心してくれました。その日の銀行の間の犬の世話は親友のモニカに託しました。モニカは犬の世話をできているかなと心配でしたが、それは杞憂でした。犬の世話をとても楽しんでいました。銀行のあとにモニカとマルセルと一緒にトランプ夫人の家に犬の餌を取りに行きました。すると泥棒が入った形跡があり、驚きました。

 

第10章では「お金を汚いと思っているうちは、お金はたまらない」です。

キーラとモニカとマルセルがトランプ夫人のお家に行くと、泥棒が逃げていったようです。直ぐに警察を呼ぼうとも思ったのですが、ワクワクして家の中を探検することにしました、すると地下に大金が眠っているのが分かりました。